好ましからざる人物

未明に

子供から電話があった。 こんな時間の電話が良い知らせのことはまずない。 思った通り、妊娠中の嫁が破水し緊急入院した由。 入院した病院では今後の対応が取れないため、既に比較的大きな病院への転院が決まっていて、手続等があるので子守りをしに来てくれと云う。 8時前に到着することに決まり電話が終わった。 その後、眠れないまま6時半ごろ家を出て子供の自宅に向かう。 一休みしたあと、病院に向かった。 息子の嫁は、思いのほか元気そうで少し安心した。 9時頃救急車で搬送、ボクらは車で搬送先の病院に向かった。 小一時間で病院に到着。 既に病棟の人となっている嫁のもとへ子供が向かう。 この病院は、なかなかセキュリティが厳しく、12歳以下の子供は病室には入れず、家族もインターホンで許可を受けないと病室に入れないようになっている。 甘えん坊の孫は、父親がいなくなるとガン泣きをはじめ、カンファレンスが終わって父親が戻るまで泣きどおしだった。 出産までしばらく入院する必要があるものの、それほど重篤な状態ではなく、自然分娩になる見込みが高いようで、感染さえなければ4週間後あたりに出産となる模様。 一旦、病院を離れ近くのショッピングモールで昼食を摂り、再び病院に向かった。 また孫は、ガン泣きかと思っていたら、嫁が病室から面会ルームに出てきて泣かずにすんだ。 30分ほどで暇して息子の自宅に寄り、子供と孫を降ろして帰路に着いた。 夕方の道路は、どこもそれなりに混んでいて結構な時間が掛かったが無事に帰宅した。
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