好ましからざる人物

リア充の貧困

リハビリを兼ね、本を買おうと思い神保町まで出向くことにした。 自宅から最寄り駅までは、何とか歩き通すことができた。 駅の売店でお茶を買いホームのベンチにへたり込む。 やって来た電車は相当空いていて座ることができ助かった。 新御茶ノ水駅の長いエスカレータで地上に出る。

新御茶は病院の行き帰りにちょいちょい利用するんだけど、神保町に足を踏み入れるのは、いつ以来だろう? いざ明大前の坂を下って駿台下の交差点を渡った。 明大通りってこんなに長かったっけ? クルマだとすぐなのに。

三省堂はパスして、まず書泉グランデに向かう。 文芸書を買いに来たのだけど、案内表示を見てもそれらしい表示が見当たらない。 え?どう云うことと思い店員に聞いてみると、文芸書は扱ってないないと云う。 ヲイヲイ、天下の書泉ですよ、知らない間に世の中変わっているのね。

気を取り直し、三省堂に戻り文芸書売場を探す。 三省堂には、まだありましたよ。 一応、お目当ての本を探すことができた。 その本を2冊買うつもりだったので、店員に在庫を確認してもらったけど、現品しかない由。 んーむ...。

ネットだったらマウスをクリックするだけで家まで本が届くと云うのに、店に買いに行っても手に入れるのが難しいとはまさしく現実世界の貧困。 ちょっと考えさせられた1日となった。
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はれ

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