好ましからざる人物

最終日

抗生剤の投入最終日。 朝3本、夜1本で終了だ。 朝の1本目は、まあなんとか入った。 2本目は、薬剤が濃ゆい。 最初はなんとか落ちていたけど、途中で止まってしまった。 点滴台を高くしたり、手の角度を変えたりと、やっと落としきった。 続いて3本目。 最初はさっきのようになんとか落ちていたものの半分くらい入ったところで、うんともすんとも云わなくなった。 残りは、普通の針で入れようかなんて云ってるところに、満を持して山口さんが登場した。 ルート刺入部の角度を調節し、ただの生食なら入る事を確認して輸液ポンプを持ち出した。 時間100に設定して起動すると入り始めた。 流石である。 その辺の看護師には、ここまでは出来ないと思う。 夜の点滴もちゃっちゃと16時からに変更してくれた。 夜勤に変わってから、ルートが入るの入らないのと揉める心配も無くなったよ。 そんなこんなで午前中が潰れた。 潰れたと云っても、これと云ってやる事がある訳でも無いんだけどね。 午後、リハビリの散歩をして点滴が始まるのを待つ。 午後4時過ぎ、点滴のボトルを持ってきょう担当の看護師がやって来た。 取り敢えず、自然滴下でやってみる。 割と普通に落ちている。 途中、やけに遅くなったものの5時半過ぎに落ち切った。 5時45分ごろ、抜針。 いや、ここまで長かった。 後は、何も無いことを願うばかり。
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はれ

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